ろう者はなぜ一方的な話し方をするのか?
はじめ
ろう者はなぜ一方的な話し方をするのか。という疑問があると思います。
世の中では手話は言語である。と宣言しています。
なぜこのことをいえるのかといいますと、ろう者の母語は手話を使っているからです。
なので、小さいときからずっと手話を使っていました。
では、なぜろう者は一方的な話し方をするのか?
原因はそこにありますので、語らせていただきます。
原因
まずろう者は手話でのコミュニケーションをします。
しかし、日本語が苦手です。
手話は日本語を含んでるのですが、助詞と接続詞が苦手という人がたくさんいます。
でも、なぜ日本語を積極的に勉強していなかったのか。
日本語の勉強をしない原因をいくつかあげます。
・親や先生からきちんと日本語を教育されていない
・新聞や本を読まない
・漫画の本を読むことを禁じられる
・無理矢理に教育される
など
原因は様々があります。
最大の原因は「日本語を吸収されてない」です。
小さいときは反抗期で聞き入れない状態であったり、勉強方法が分からない。
なので、一生懸命に勉強しようとしない。
そこに書いてある文章を読んで、頭の中に手話表現してイメージ(映像化)を浮かんで理解する方法しかありませんでした。
日本語の勉強しなければならないという自覚を持つようになるには自分自身の気持ちと時間の問題です。
日本手話
ろう者は主に日本手話を使います。
日本手話の特徴は表情や指差し、身振り(CL)を主に使います。
「そして」「しかし」「なので」などの接続詞の手話はあまり使わないです。
こういうことを過ごしてます。実際に文章を書いたりすると、おかしくなってしまう。自分の中では正しいと思って書いてるかもしれませんが、大体のみんなは劣等感があり、日本語そして文章の自信がなくしていく。
「私は日本語が苦手なので、手話でお願いします。」という人がいます。
少し脱線しましたが、
「ろう者はなぜ一方的な話し方をするのか?」は日常に手話を使うので、接続詞と助詞を省いて手話会話すると、一方的な話し方になっているんだと捉えられてしまうのです。
日本語のズレ
日本語ズレがたくさんあります。
動画をご覧ださい。
他にもあります。
例えば
「これを取ってください」を手話で表現すると
「これ」「取って」「(顔でお辞儀、表情・しぐさ)」となります。
しかし、聴者から見ると、、、
「これ」「取って」と読み取る。
なので、ストレートだな。とか、かしこまった言葉を使えないのか。と思うだろう。
対策方法
日本語におかしいな。と簡単に軽蔑をしないで下さい。
どう対応していくと良いのか。
3つのポイントをあげます。
① 優しくフォローして指摘や添削してあげる
② 一緒に日本語勉強する
③ 文章を解読する
そうしてくれると、ろう者は自然に覚えるようになり、勉強するきっかけを作ることができます。
まとめ
・ろう者は日常に手話を使うので、文法が分からない
・優しくフォローして一緒に考える
・文章を解読する
ご参考になっていただくと嬉しいです
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